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2008年12月 4日 (木)

アイスマン!なぜそこにいたのか・・・。

5300年前のアイスマン、腸の残留物から生活の様子が判明

Iceman アルプスの氷河で氷づけになって発見された「アイスマン」の遺体の残留物の新たな分析によると、アイスマンは傷の応急処置に水苔を使っていたかもしれないという報告。
(アイスマンとは、アルプスにあるイタリア・オーストリア国境のエッツィ谷(海抜3210メートル)の氷河で1991年に見つかった、約5300年前の男性のミイラの愛称。作りかけの弓矢や、精錬された銅製の斧を所持していた。)
別名「エッツィ」として知られるアイスマンは、矢を射られて受けた傷と右手の深い切り傷に苦しみ、苔を使って応急処置を施した可能性がある。苔は創傷の手当てに使えることがよく知られており、つい最近の20世紀まで使用されていた。
「アイスマンが水苔の実用的な特性を知っていたとすれば、まことにもっともな話だが、1カ所あるいは複数の傷の出血を止めるために、水苔を集めていた可能性がある」と、グラスコー大学の植物考古学者James Dickson氏の研究チームは書いている。「指に固まった血に、水苔の小さなくずが付着しており、肉やパンを食べる際に、知らず知らずのうちにそれを飲み込んでいたのだろう。アイスマンが最後の数日間にこれらの食物を摂取していたことが知られている」だが、傷に対処する方法を知っていたにもかかわらず、アイスマンは死を免れることができなかった。
遺体や遺骨の周辺や体内で見つかった生物の分析は、先史時代の人々の食生活や習慣に関する研究に新たな側面を追加しているが、アイスマンの場合、この研究は特に有益だった。考古学者たちはこれまでに、アイスマンの腸にいた腸内寄生虫と、虫下しに使用していたと見られる、樹皮に生えるキノコを確認している。
1991年に発見されて以来、アイスマンは各方面から幅広く関心を集めてきたが、新しい研究の基礎になったのは、腸から採取された5つのサンプルだ。合わせて6種類の苔が見つかっている。科学者たちによると、これらの苔のいくつかは、この銅器時代に生きた人物が、最後の数日をどう過ごしたかを明らかにしているという。
例えば科学者たちは、アイスマンがヒラゴケの一種Neckera complanataで食物を包んでいたと考えている。なぜなら、摂取食物サンプルのすべてからこの苔が見つかったからだ。それだけ多く見つかったということは、Neckera complanataが意図的に使用され、偶然に飲み込んだのではないことを示唆している。

湿った場所に見られるまた別の種類の苔が見つかったことから、アイスマンは死亡するまでの数日間、塩気のある水を飲んでいたとも推定されている。

以下詳細はHP参照のこと

wiredvision HPより http://wiredvision.jp/news/200812/2008120322.html

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